ポニョ
2010/02/06 13:17:13
ポニョ見たお~~
感想
→ さすが手描きだけあって古き良き時代の絵本のような温かさ
→ 完全に子供目線の子供向け話
→ 中の人………
って感じだったお
宮崎アニメといえばその女性的な視線・感覚の中に
人生や環境保護のメッセージを詰めたものが多いという印象だったんだけど
このポニョも子供目線とはいえ、ところどころそういうのが垣間見えたお
・海のゴミ
・人間であることに嫌気がさして人間やめた男
・→に対して、子供の無垢な心から人間の素晴らしい箇所だけを感じ取り
父親の凝り固まった考え方を否定、
自分は人間として生きていこうとする無邪気な子供=未来の希望
みたいな?
徹底的に能天気なソースケの母親と海のお母さんが
出てくるのはあの心配性の父親の対比なのかお?
当時の新聞レビューで
「宮崎監督が注ぐ子供の世界へのゆるぎない愛情と希望」
みたいな一文があったように記憶してるけど
今回見てみてなるほどなあ、と思ったお
つまり「細けえ事はいいんだよッ!」。
まず海水魚なら塩水で
淡水魚もカルキ抜きした水じゃないと生きていけないんじゃないのかお?
(ポニョは多分海水淡水両生魚で、
しかもおそらくあの地域は井戸水かくみおき水でも利用してるのかもしれないけど)
そしておかんが避難勧告の出たような嵐の夜に
幼い子供を一人(ポニョもいたけど)置いて仕事に行ってしまう
そしてその時ソースケのそばにいたポニョは
魚から人間になって荒れ狂う波に乗ってやってきた不気味な存在
(おかんもそれを知っている)
このへんアメリカ辺りから苦情来ないのかなとかふと思ってしまったお
ソースケが親を呼び捨てな理由が分かるような
まあこの辺今の日本の縮図な気もするし
ひょっとしておかんが仕事に行ったのも邪魔者を
遠ざけようとするポニョの魔法なのかも知れないおね
この前見た監督のドキュメンタリーで
この時のポニョはソースケに会いたい一心で嵐を起こす幼児そのもので、
人にやさしさを分け与える事を覚えるのはその後の赤ちゃんとのくだりが
初めてだとやってたし
とりあえず非常食(だと思う)具入りチ○ンラーメンを
5歳の子供にそれぞれ一食ずつ与えてるのにわろたお
最後まで食えお寝るなおw
けどああいう所にも暗喩が含まれてたりするのかお?
宮崎監督の厳し~い製作風景のドキュメンタリー見た後なので
つい勘ぐっちゃうお
海に飲まれた街とかポニョと二人でボートで漕ぎ出すソースケとか
海の下で少女時代を思い出すかのように元気に走り回る
老人ホームのおばあさん達とか、
途中ハーメルンの笛吹きとか銀河鉄道の夜コースになるんじゃないかと
心配になってしまったお
避難中の人々がこれまたのんきに構えてるのがある意味gkbrで、
一緒に見てた人も「これ、死んでるか夢オチ?」とか言ってたお
ソースケを真っ先に保護するお!みたいな空気も大人に皆無だし
あれも魔法の影響なのかお?
何が何だかわかんないお
もう一回見直すべきだと思ったけど録画してなかったorz
まあ、子供を子供扱いせず子供の持つパワーを信じて
一人でやらすというのが子供の世界への敬意とでも言うのかも知れないおね
今は子供に内外含めて安全な居場所がほとんどないとか言われてるから
この世界観はやっぱ「古き良き日本」なのかなあ?
奥深いお
最後、ソースケが了承してポニョは人間になるわけだけど、
戸籍がどうとか細かいことは置いとくとしても
将来どうなるのか心配になってしまったお
お母さんは仕事に一生懸命だしお父さんは船乗りなので当然留守がち
つまりこの二人はこれから一つ屋根の下
成長の過程の苦楽をともにし、時に流血レベルの大喧嘩もしつつ情を深め、
兄妹のように育って別の道を歩むか
あるいは中学生~高校あたりで既にケコンしてるかどっちかであろう
…と、想像してしまうのはきっと自分の心がおばばだからだおね
けどこういう設定の思春期の話になると恋愛系少年・少女漫画にもなりそうだし
ポニョが16歳の美少女になったあたりで海にかえるとか
海の魔物に連れ去られるとかになったらRPGっぽいし
草薙の剣になんとかのオロチ従えて救出にいくソースケとか
和風RPG展開想像するとちょっと楽しくなったお
しかしあれだおね
作画が確かに細かくてすごいお
走る車の向こう側の景色とか、森の描写とか、影の揺らめきとか
見入ってしまったお
荒波が何か生きてるように見えるとか、
波に連れていかれそうになるとか、子供の時ってああいう感覚よくあったなあ
と懐かしさも感じつつ。
そして食べるシーンおね
本当に美味しそうなんだおねえ
見ててお腹が減るというか、食べるシーンをイキイキと描くって言うのは
難しいとどこかで聞いた気がするのでさすがにリキ入ってんなあと思ったお
EDロールもすっきりまとめてて
「長々したスタッフロールなど作り手の自己満にしか過ぎないという
監督の声が聞こえてきそうだ」
という、これまたどこかのレビューで読んだ文面がふと蘇ってきたお
出来たらポニョの歌をフルで流して
後半はアニメだけ流して欲しかったなあ
本当、録画しとけば良かったお
もう一回見直さないと深い意図が理解できないお
感想
→ さすが手描きだけあって古き良き時代の絵本のような温かさ
→ 完全に子供目線の子供向け話
→ 中の人………
って感じだったお
宮崎アニメといえばその女性的な視線・感覚の中に
人生や環境保護のメッセージを詰めたものが多いという印象だったんだけど
このポニョも子供目線とはいえ、ところどころそういうのが垣間見えたお
・海のゴミ
・人間であることに嫌気がさして人間やめた男
・→に対して、子供の無垢な心から人間の素晴らしい箇所だけを感じ取り
父親の凝り固まった考え方を否定、
自分は人間として生きていこうとする無邪気な子供=未来の希望
みたいな?
徹底的に能天気なソースケの母親と海のお母さんが
出てくるのはあの心配性の父親の対比なのかお?
当時の新聞レビューで
「宮崎監督が注ぐ子供の世界へのゆるぎない愛情と希望」
みたいな一文があったように記憶してるけど
今回見てみてなるほどなあ、と思ったお
つまり「細けえ事はいいんだよッ!」。
まず海水魚なら塩水で
淡水魚もカルキ抜きした水じゃないと生きていけないんじゃないのかお?
(ポニョは多分海水淡水両生魚で、
しかもおそらくあの地域は井戸水かくみおき水でも利用してるのかもしれないけど)
そしておかんが避難勧告の出たような嵐の夜に
幼い子供を一人(ポニョもいたけど)置いて仕事に行ってしまう
そしてその時ソースケのそばにいたポニョは
魚から人間になって荒れ狂う波に乗ってやってきた不気味な存在
(おかんもそれを知っている)
このへんアメリカ辺りから苦情来ないのかなとかふと思ってしまったお
ソースケが親を呼び捨てな理由が分かるような
まあこの辺今の日本の縮図な気もするし
ひょっとしておかんが仕事に行ったのも邪魔者を
遠ざけようとするポニョの魔法なのかも知れないおね
この前見た監督のドキュメンタリーで
この時のポニョはソースケに会いたい一心で嵐を起こす幼児そのもので、
人にやさしさを分け与える事を覚えるのはその後の赤ちゃんとのくだりが
初めてだとやってたし
とりあえず非常食(だと思う)具入りチ○ンラーメンを
5歳の子供にそれぞれ一食ずつ与えてるのにわろたお
最後まで食えお寝るなおw
けどああいう所にも暗喩が含まれてたりするのかお?
宮崎監督の厳し~い製作風景のドキュメンタリー見た後なので
つい勘ぐっちゃうお
海に飲まれた街とかポニョと二人でボートで漕ぎ出すソースケとか
海の下で少女時代を思い出すかのように元気に走り回る
老人ホームのおばあさん達とか、
途中ハーメルンの笛吹きとか銀河鉄道の夜コースになるんじゃないかと
心配になってしまったお
避難中の人々がこれまたのんきに構えてるのがある意味gkbrで、
一緒に見てた人も「これ、死んでるか夢オチ?」とか言ってたお
ソースケを真っ先に保護するお!みたいな空気も大人に皆無だし
あれも魔法の影響なのかお?
何が何だかわかんないお
もう一回見直すべきだと思ったけど録画してなかったorz
まあ、子供を子供扱いせず子供の持つパワーを信じて
一人でやらすというのが子供の世界への敬意とでも言うのかも知れないおね
今は子供に内外含めて安全な居場所がほとんどないとか言われてるから
この世界観はやっぱ「古き良き日本」なのかなあ?
奥深いお
最後、ソースケが了承してポニョは人間になるわけだけど、
戸籍がどうとか細かいことは置いとくとしても
将来どうなるのか心配になってしまったお
お母さんは仕事に一生懸命だしお父さんは船乗りなので当然留守がち
つまりこの二人はこれから一つ屋根の下
成長の過程の苦楽をともにし、時に流血レベルの大喧嘩もしつつ情を深め、
兄妹のように育って別の道を歩むか
あるいは中学生~高校あたりで既にケコンしてるかどっちかであろう
…と、想像してしまうのはきっと自分の心がおばばだからだおね
けどこういう設定の思春期の話になると恋愛系少年・少女漫画にもなりそうだし
ポニョが16歳の美少女になったあたりで海にかえるとか
海の魔物に連れ去られるとかになったらRPGっぽいし
草薙の剣になんとかのオロチ従えて救出にいくソースケとか
和風RPG展開想像するとちょっと楽しくなったお
しかしあれだおね
作画が確かに細かくてすごいお
走る車の向こう側の景色とか、森の描写とか、影の揺らめきとか
見入ってしまったお
荒波が何か生きてるように見えるとか、
波に連れていかれそうになるとか、子供の時ってああいう感覚よくあったなあ
と懐かしさも感じつつ。
そして食べるシーンおね
本当に美味しそうなんだおねえ
見ててお腹が減るというか、食べるシーンをイキイキと描くって言うのは
難しいとどこかで聞いた気がするのでさすがにリキ入ってんなあと思ったお
EDロールもすっきりまとめてて
「長々したスタッフロールなど作り手の自己満にしか過ぎないという
監督の声が聞こえてきそうだ」
という、これまたどこかのレビューで読んだ文面がふと蘇ってきたお
出来たらポニョの歌をフルで流して
後半はアニメだけ流して欲しかったなあ
本当、録画しとけば良かったお
もう一回見直さないと深い意図が理解できないお
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