ティーたん　「そろそろめがねを変えてみようかと思うんだが」







クワトロ・バジーナ　「ふむ。同じめがねばかりだと飽きるからな。
　　　　　　　　　　いいだろう。見せてもらおうか、君の新しいめがねとやらを」

ティーたん　「持っていない」

クワトロ　「何？」

ティーたん　「別のめがねなど持っていないんだ。悪いか？」

クワトロ　「めがねを変えたいと言っておきながら用意していないとは。
　　　　　　なめられたものだ。
　　　　　　仕方ない。私のめがねを使わせてやろう」

ティーたん　「……。
　　　　　　　他人のめがねなんて気に食わないが、まあいいさ。
　　　　　　　一応試してやる」







クワトロ　「む…。すぐに慣れるさ。それがニュータイプというものだ」

ティーたん「しかし…。これでは明らかに射撃の精度が落ちる…。
　　　　　　今すぐにでもアロウズの襲撃があるかもしれないのに……」





ハリー・オード　「そう言うと思っていたぞ、ティエリア・アーデ。
　　　　　　　　　君には是非私のめがねを使って欲しい」

ティーたん　　「な、なんだと……？」

ハリー　「サングラスなど、君にはまったく似合わない。
　　　　　私の赤眼鏡なら見た目も優れている上、
　　　　　射撃にもまったく影響を与えない。
　　　　　しかもこれなら敵に表情を読まれる怖れがまったくない」

ティーたん　「……。そ、そうなのか？」

ハリー　「もちろんだ。君も試してみれば分かる。
　　　　　私はこのめがねのおかげで親衛隊長をやれているようなものだ。
　　　　　そして何より、私はこれで女王を落とした」

ティーたん　「……分かった」

　　　











ビリー・カタギリ　「ま、まあまあ、そう怒らないでよ、ティエリア君。
　　　　　　　　　　君のような人に怒り顔は似合わないよ。
　　　　　　　　　　クジョウもいつも言ってるはずだよ？
　　　　　　　　　　美形は常に笑顔でいなさいってね」

ティーたん　　　「スメラギ・李・ノリエガはそんな事は言わな…」

ビリー　「そんな事より、僕のめがねを掛けてごらんよ。
　　　　　君とは同じ世紀を生きているんだから、
　　　　　他の2人のめがねよりは断然君に似合うと思うよ」

ティーたん　「……分かった。試してやるさ」







ティーたん「………」

ティーたん「………………」


ビリー　「おや？なんだか瞳が金色になっているよ？
　　　　　綺麗だねえ。
　　　　　グラハムにも教えてやることにしよう。
　　　　　彼は派手で迫力のあるものが大好きだから……」








ティーたん「必要なものは自分で揃えなければ何が起こるか分からない。
　　　　　　また、不備があっても文句は言えない。
　　　　　　これが今日の教訓だな……」


***

終わりだお
金目はちょっと試しにやってみたかったんだお

色々おかしくてごめんお
特にクワトロとハリーたんのキャラが違ってる気がするお

△閉じる△

リジェネには、もっともっとティーたんを長期間に渡って
遠距離でもいいから精神的に痛めつけて欲しいんだお
いっそMSに乗って肉体・能力的にも優越を示して
ティーたんを絶望のどん底に追い込むのもいい気がするお

今度のSEは一期のやつらしいけど、そういうのも全部２期につながるおね？
だから、徹底的にやって欲しいお、本編では。
（萌え絡み　や　からかい絡み　は
　雑誌その他の小ネタで是非ともお願いするお）

本編ではやや腹黒く、立場も性格もティーたんと真逆にいるように見える
リジェネの黒さを遺憾なく発揮して欲しいお
それでこそティーたんとの対比も光るってもんだお

そしてその上で２期の中盤～後半あたりでもう一回、
落ち込んだティーたんのところに幻影ロックオンでも召喚して、
そこでようやく「僕は自分の信じた道を進む…！」を確立してほしいお！

更に言うと、

もう自分にはロックオンの幻影は必要ない、
葛藤を乗り切ったのだから。
ロックオンの事はもはや完全に、苦くも優しい思い出に変わったのだ。

って感じで、幻影ロックオンの超美麗で感動的な消滅シーンを見せて欲しいお

「よう、後は任せたぜ？ティエリア。もう一人でも平気だろ？
　強くなったお前を見届けたから、俺は安心して逝ける」

と微笑みながら霞のように消えていくロックオンを
涙で見送るティーたん……
萌え死ぬお

「……ありがとう。あなたのおかげで僕は人間になれた。
　あなたが僕を氷のような人形から人間にしてくれたんだ。」

と途切れ途切れにお礼を言うも、
胸が一杯になって涙で前が見えなくなり、

目を閉じると更に涙が溢れハラハラ流れ落ちて
消えていくロックオンの光の粒子に重なって
涙もまた、ガラスのように儚く消え去る……

っていうのもいいおね……



とにかく、

リジェネがいるのだから
もしかして自分は　いらない子　かもしれない……
スペアがあるのだから…
いやもしかして僕自身がスペアなのか？

いくらでも代替のきく体。老いない体。
都合よく作られた存在。
そんなモノが　人間と言えるのか？
ロックオンは、傷付いた体を引きずりながら戦い、
永遠に命を失ったというのに……


とか思い悩み、苦しみながらもやがてそれを乗り越えて
更なる成長を目指す、そんなティーたんが見たいお
数話に渡って悩み尽くして、ようやく振り切ってほしいんだお

８話でもそういう事言ってるけど、ちょっと早すぎだお～
もう少しティーたんの脆さと揺らぎを堪能させて欲しいのだお………

それでこそティーたんの「僕は人間だ！！！！」の叫びが
より心に響くと思うのだお



勝手に願望と妄想書き散らしちゃったお
まじごめんだお

ちなみに私はあえて言うなら　単体厨　兼
総キャラでティーたんちやほや、たまにいじめる厨　だお

今後も都合よく、いわゆるカプめいた妄想を繰り広げるかもしれないお

しかしちょっと読み直してみたけど
これ、思い切り　がゆん漫画とコンプリポエムの
パクリネタみたいだおね

△閉じる△

アレルヤ　「う、うう……」

ティーたん「どうした？アレルヤ」

アレルヤ　「き、君平気なのかい？
　　　　　　こんな怖い映画を二人きりで見ているっていうのに……」

ティーたん「怖い？どこがだ。ただの作り物じゃないか」

アレルヤ　「そ、そういう問題じゃないよ、ティエリア」

ティーたん「じゃあ一体どういう問題だと言うんだ？
　　　　　　ただ少女に白い服を着せて顔料で血色の悪い顔色を演出し、
　　　　　　青みの強い口紅を塗って濡れた髪を垂らしているだけじゃないか。
　　　　　　違うか？」

アレルヤ「……。いつも思ってるけど、君って夢がないよね……」

ティーたん「夢？夢が必要だからホラーを見ているのか？
　　　　　　全く、人間の思考はさっぱり分からないな」

アレルヤ　「うああああああ！！！」

ティーたん「！！　な、なんだアレルヤ・ハプティズム！！？」

アレルヤ　「お、おばけがああああああああ……！！」

ティーたん「……。君はマイスターに相応しくない。万死に値……！！
　　　　　　抱きつくんじゃない、アレルヤ！この暑いのに…！！」

アレルヤ　「ティ、ティエリア…！手が…！手が携帯の中からああ！！」

ティーたん「……。ふう……。ダメだな。アレルヤ・ハプイティズム。
　　　　　　ここで待っていろ。ロックオン・ストラトスと
　　　　　　刹那・Ｆ・セイエイを呼んでくる」

アレルヤ　「な！！ダ、ダメだよ、ティエリア…！！一人で行くなんて」

ティーたん「怖いのなら停止して待っていろ」

アレルヤ　「ち、違うよ、ティエリア。
　　　　　　こういう場合、一人で出て行った人が
　　　　　　必ず呪い殺されるって決まってるんだよ」

ティーたん「何をバカな事を言っている。そんな非科学的な事……」

アレルヤ　「科学で解明できない事は一杯あるんだよ、ティエリア。
　　　それに、解明できなかった事を解明してきたのが科学の歴史じゃないか。
　　　　　　ついでに言うと、この映画、『本当にあった話』らしいよ……」

ティーたん「…………」

アレルヤ　「知ってるだろ？
　　　　　３０年前、CBの研究所で起きた男女６人の変死事件……。
　　　　　あれが土台になってるんだよ、この映画……。
　　　　　みんな、死因は不明だった……。
　　　　　でも、彼らにはただ一つ共通している所があったんだ…。
　　　　　それは……」

ティーたん「（ゴクリ。）……それは……何だ。
　　　　　　もったいぶっていないではっきり言えばいい」

アレルヤ　「それは……それはね……。全員、死に顔が全く同じだったんだよ……。
　　　　　　大きく目を見開いて、何か凄まじいものに遭遇したかのように
　　　　　　大きく口を開けて、全員が苦悶の表情で死んでいたそうだ……。
　　　　　　信じられるかい？どんなおぞましい物にでも
　　　　　　耐性のあるＣＢの科学者達がそんな死に方をするなんて……」

ティーたん「そ、そんな話、後から尾ひれのついたホラ話だろう。
　　　　　　その話の実体は……」

アレルヤ　「いや、本当なんだよ、ティエリア……。
　　　　　　実はこのトレミーにもその時の研究所の設備の一部が
　　　　　　使われているという話だ……。
　　　　　　毎晩ふおおおお……というもの悲しい泣き声を君も聞いてるだろう……」

ティーたん「そ、それはただの空調の……」

アレルヤ　「この映画があまりに真に迫った出来だったから、
　　　　　フェルトもクリスも一緒に見てくれなかったんじゃないか……。
　　　　　それが何よりの証拠だよ…。
　　　　　　しかも、スタッフも病に倒れたとか言うし……」

ティーたん「………ブルッ」

アレルヤ　「ティエリア……。ほら、いきなよ……。
　　　　　　ロックオンと刹那を呼んできてよ……。今は深夜２時だ……。
　　　　　一番「出やすい」時間だよね……。
　　　　　節電で廊下の電気は落とされているし……
　　　　　何か見えてはいけないものがいても、きっと何も見えないよね………」

ティーたん「………。一緒に行かないか。アレルヤ・ハプティズム」

アレルヤ　「やだよ……。こういう時は動いた人からやられてくんだから……」

ティーたん「……。……仕方ない。こうなったら、ＤＶＤを強制停止させて……」

アレルヤ　「ダメだよ、ティエリア…！
　　　　　　こういう時、停止なんかさせたら呪いがもろに降りかかる。
　　　　　　そう決まってるんだよ」

ティーたん「く…。ならば……」

アレルヤ　「そういう事…。最後まで、２人で一緒に見るしかないんだよ……」

ティーたん「し、仕方ない。今日だけだぞ、アレルヤ・ハプティズム」

アレルヤ「ああ。もちろんだよ、ティエリア」

――アレルヤ心の声――

実はあさっても夜中にホラーするんだよね……。
ティエリアもこれでホラーにハマったはず。
全く、よかったよ、一緒に見てくれる相手が出来て…。
みんなホラーは苦手だとか嫌いだとかつまんないとか
言って見てくれないんだから。
思ったとおり、ティエリアは素直だったね……

――――

終わりお









　　　　　

△閉じる△